漫画『編プロ☆ガール』読みました
仕事を辞めてから、仕事について考えるように
なった気がしする。
仕事をしていると、業種や忙しさもあるけど
大概、余裕がないし、仕事外の時間は仕事の事っす考えたくないよねって思う。
先日、見たマネーボールもそうでしたが
自分の知らない業界の仕事アレコレってほんと面白い。
「本」の仕事も実は様々あって、著者、ライター、書評家、出版社、デザイナー、編集者、印刷所、書店営業、新刊書店員、古本屋など、一冊の本は様々な人が携わってる立場が違うので完全分業の世界。
私は、本にまつわることや携わった人がら書いた本を一時期集めていたことがある。
本が好きっていうより、人が何考えてその本を
作ったり、扱ったりしてるのか、その工程で生まれたエピソードや周辺の人々の話だとか、その人たちの哲学みたいなのを覗くのが好きみたい。
総じて思ったのは、みんな嫌なこととかモヤモヤした事とかは、詳しくは書かないものだなと。書かれていないものがリアルと思うけど
中々、出会えない。
そんな中、こちらを読んだらまあすごい。書かれているむしろ書かれすぎてるのかな。
過酷で、体力精神力共に自分を守るスキルが
問われる世界。解決策はほぼなく理不尽な制約の中で壊れずに生きるのか。
なんて書くと暗い話かなと思われるけど、
俯瞰的なポジティブ思考の主人公にいつのまにかハマり、一緒な悩み、時たま見える希望を素直に喜ぶ爽やかさがある。
成長物語をキラキラせずに描けるって
実はすごいこと。