切貼豆子のインドアでアウトドアな手帖

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【そんなことってある?】個人的には決勝よりすごい準決勝

「世界卓球2018スウェーデン団体戦)」女子の決勝が終わりました。

世界卓球(世界卓球選手権)ってなんだか頻繁にやっているイメージが

ありましたが、いつもテレビで見るだけなので調べてみました。

人戦は奇数年に、団体戦は偶数年に開催され団体戦は、シングルス戦のみ

(オリンピックは違う)1試合(11点制)で3戦先勝すれば勝ち。

各試合3人選別で、4戦目以降にもつれれば1人2試合するということで

3位決定戦無しの、準決勝でメダル確定

大会は、まず4グループ(各グループ6カ国)で5試合行い各グループ3位までの

チームが決勝トーナメントに進みます。今回、女子はグループ戦は、

5試合全てストレート勝ち。誰も1ゲームも落とさず45ゲーム連続で

先取し決勝戦に進むという快挙。

 

 決勝戦は、日本 対 中国。やはり中国は出る人みんな最強。

1対3で負けました。それでもすごい。日本は3大会連続の銀メダル。

一試合目の伊藤美誠選手は、フルセットの末逆転勝利。すごい興奮しました。

2009年から対日本人の試合は37連勝負け無しの劉詩文選手からの1勝は

でかいです。続いての平野美宇選手は、丁寧選手にストレート負けでしたが、

圧倒的な強さで負けたという感じはせず、逆に惜しいとか悔しさを感じる

ような攻める試合でした。

 でも、何と言っても準決勝の石川佳純選手の試合は本当にすごかった。

前日3日の準々決勝ウクライナ戦後に、翌日4日の対戦相手が韓国対北朝鮮

勝者から両国の南北合同チーム「コリア」になったのを知らされ対戦相手は、

因縁のキム・ソンイ選手(2016年のリオ五輪で石川選手がまさかの

初戦敗退をした北朝鮮の選手)

91年にも合同チームでの参加はあったそうですが、それは大会前からの

決定だそうですが、大会中にしかも直前にそんなことがあるなんて。

(男子は決勝トーナメントに北朝鮮は出場できなかった為、合同チームではなく

韓国はそのまま準決勝まで進出)

ルールに違反したりしていないのかと思いますがそれを禁止するようなルールもない位

前例もないということなのでしょう。

 石川選手は、フルセットまで戦い最終ゲームでは、終盤にエッジボールを

3本も喰らいながら、3回のデュースを乗り越えて勝利しました。

今回は初キャプテンですし色々な気持ちがあったことでしょう。

 卓球は毎日連戦で体力維持も相当だと思いますが、日本は3−0のストレートで

決勝へ進み、ひと試合少なく済んだコリアチームは破れました。

とにかくこんなすごい準決勝は中々ないんじゃないかと思います。